タグ・ホイヤー カレラ 1887 ヘリテージクロノグラフ 外装は細かな部分に粗(あら)はあるものの、全体的な見せ方が素晴らしい

タグ・ホイヤー カレラ 1887 ヘリテージクロノグラフ 外装は細かな部分に粗(あら)はあるものの、全体的な見せ方が素晴らしい

さて、今回の「時紡ぎ」は、前回に引き続きタグ・ホイヤー カレラ 1887 ヘリテージクロノグラフです!!

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結構真面目なスタンスで作られた、メジャーブランドの中ではコストパフォーマンス抜群のクロノグラフモデル、カレラ 1887 ヘリテージクロノグラフですが、使ってみた印象はどうなのか・・・

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腕に載せてみた印象は、腕時計の大型化が進んだ現在ではそれほど大きくも感じません。

ケース幅は41mm。 今となっては大して大きなサイズでもありません。

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ブレスレットの肉厚が増えた分、重量が増えて、以前と比べると重量バランス的には釣り合ってきたような気がしますが、それでもまだやはり時計ケース本体の方が重いかな・・・という感じですね。

ただ、これは複雑機構であるクロノグラフを搭載しているので、仕方ないのかもしれません。

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ブレスレットの裏面はこのように一応曲面処理がなされており、着け心地には配慮がなされているのですが・・・

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なぜかそれほど着け心地は良くはない・・・(笑)

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シースルーバックの裏蓋、この部分がかなり角ばった感触で手首に当たるんですよね。 パッと見の形状はかなり丸く処理されているように思えるのですが、なぜか手への当たりは良くない・・・。

さらに、この盛り上がった裏蓋によって重い時計ケースが上へと持ち上げられているので、時計ケース本体が手首に密着している感触が希薄で腕が時計に振り回されているような感触がします。

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ブレスレットは確かにコマの肉厚が増えて重厚感が増しました。

ただ、ブレスレットの剛性感で重要なのは、コマのボリュームもさることながらコマとコマを接続している部分の構造ですよね。

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よく考えてみればこの脆弱性は大昔のs/el(スポーツエレガンス)にまで遡ります。

このブレスレットも、装着感は本当に極上なのに横剛性が本当に弱くて、ちょっと捻るような体勢が続くと、いつの間にかコマとコマを留めるピンの部分に緩みが出てきてしまい、ある日突然腕から脱落するのです。

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s/elからはもう20年以上経ちますが、それからもタグ・ホイヤーのブレスレットはあまり頑丈にはならず、トラブルは聞きました。

コマの肉厚が増えてブレスレットの質感が上がったことは歓迎すべきことですが、ブレスレットの重量が増えるとコマとコマを接続する部分もそれに合わせて強い構造にする必要があると思え、そう言った部分で対策が取られているのか・・・それが気になります。

パテック・フィリップ ノーチラス・クオーツ 3900/1A 小さくても抜群の存在感、これこそ雲上

パテック・フィリップ ノーチラス・クオーツ 3900/1A 小さくても抜群の存在感、これこそ雲上

そこで現れたのがこのノーチラス・クオーツでした。

やはり雲上レベルとなるとまず機械へのこだわりが強い人が多いと思うのですが、日常生活においてその機械の良さを感じ取ることができるほど敏感ではない僕にとっては別にクオーツでも十分な訳で(笑)・・・

時計ケース本体横幅が32mmと言う控えめなサイズにもかかわらず、独特の研磨とその立体感が際立つデザインで、なぜかそれほど小さくは感じない。

前からこのブログでも書いていることですが、雲上というからには他のメジャー・ブランドができないことをやってほしい。

大きさでブイブイ言わせるなんてブライトリングとかパネライ、IWCに任せておけばいいんですよ。

大きさ的に本当に使いやすいサイズ・・・手につけていることを全く感じさせない。

32mmと言うサイズは今や小ぶりとも言えるロレックスのエクスプローラー1(114270)よりもさらに4mmも小さいのに、手首では貧相とは映らず、むしろ趣味の良い存在感を放つ・・・。

たとえ機械で凝らなくても、雲上だから外装だけでもそんじょそこらのブランドとは違うことができるんですよって。

これでいいんじゃないですか?